製作事例

●アルミニウム(A5052)切削加工-展示用モデル|扇子|QRコード 

材質
アルミニウム
特徴
●5000系(例:A5052):最も切削性が高く、歪が出にくく、寸法精度が高い材料です。非磁性で低温に強く、低温脆性が生じないばかりか、軽量でありながらも強度があります。アルマイト処理などの表面処理も容易に行え、純粋なアルミニウムの特性である耐食性が高い素材でもあります。

●2000系(例:A2014 ジュラルミン):アルミに銅(Cu)やマグネシウム(Mg)が加えられた合金であり、強度の高さが特徴です。
強度は5000系よりも高く、切削性は劣ります。

●7000系(例:A7075):最も強度が高く、切削性は悪いです。
ジュラルミン系アルミ合金は、軟鋼(SS400)やオーステナイト系ステンレス(SUS304)などの鉄鋼材料に比べて約3分の1の軽さを持ちながら、
同等の強度・硬度を有します。他のアルミ合金より比べて、切削性も良好ですが、強度と硬度が比例するため、高い強度を持つほど切削性が悪くなります。
A7075は銅を添加しているため粒界腐食を起こしやすく、表面の酸化皮膜が安定して作られません。
そのため、耐食性に関してはほかのアルミ合金よりも劣っています。
-扇子-
●設計は弊社で行い、A5052の板材で削りだした展示用モデルです。
実際に開いたり、折りたたむ事ができます。
-QRコード-
●A5052の板材を表面をアルマイト処理し、切削加工にて仕上げました。
スマホカメラで読み込むことができます。
お時間が許されるなら、是非読みこんでみてください。

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